日本でも、大阪と東京とでは気質が全く違うように、たくさんの島々からなるフィリピンの気質を一言で言い表すのは難しいものですが。
私の嫁さんを始め、たくさんのフィリピン人と接してきた印象は、ずばり「南の国」ということに尽きます。
ではここで、フィリピンのことは頭から離して、想像してみて下さい。
・雲一つ無い青空と、サンサンと降り注ぐ太陽の光。
・コバルトブルーの海には島が浮かんでいます。
・島には、真っ白な浜辺が見えます。
・また、ヤシの木には実がたわわに実っています。
・そんな島に住む人々。
・そこに住んでいる人たちは、皆、陽気でのんびり暮らしています。
はい、イメージはここまで。
「のんびり」
これなんです。
ここでイメージ出来た南国ののんびりした雰囲気がフィリピン人の気質になると思います。
だから、
・時間厳守なんてない
・お金がある人が無い人におごったりするのは当然
・役場などで書類申請するのが遅い
なんてのは「普通」ですから、日本人の物差しでフィリピン人を見るのはいけません。
「のんびり」「おおらか」な気質、というのが根底に流れていますから、そういう心構えでお付き合いするのがうまくいくコツだと思っています。
「フィリピーノ・ホスピタリティ」という言葉があります。フィリピンの人は基本的に、見知らぬ人にも大変親切です。
この言葉にも象徴されるように、フィリピンの人たちは「のんびり」「おおらか」な人々だと言えるでしょうね。